南帷子民児協若葉台地区委員は、11月9日から11月15日まで全国一斉の「秋季火災予防運動」に関連し、南消防署西可児分署が実施する「ひとり暮らし高齢者宅防火点検」に
同行させて頂きました。
今回の防火診断は若葉台に居住するひとり暮らし高齢者宅8戸を選出して実施され、防火診断チェックリストに基づき火気の正しい取り扱い指導と防火意識の高揚が図られました。防火診断を受けた高齢者の皆さんは、「今まで以上に火の用心に気をつけたい」「消火器の使用期限がわかり助かりました」「タコ足配線を無くさねば」など住宅火災に対する怖さを改めて感じて頂くとともに今回の防犯診断の感謝も頂きました。
南帷子民生児童委員協議会は、10月定例会前に次の研修会を開催しました。
〇 一人暮らし高齢者宅に関連する飼い猫や野良猫への餌やり
可茂にゃん会(生田氏)のご説明によると、高齢者宅の飼い猫や野良猫の不妊去勢手術を施さずに餌を与えていたら、いつの間にか繁殖し猫がどんどん増え、餌を与えることも糞尿を始末することも十分にできず、飼い主自身の生活も不適切な状態になり、近隣の公衆衛生問題に発展している。実例として南帷子地区内某団地では20匹以上の猫飼育崩壊宅やエイズ感染猫も発見されているということです。
よって、訪問先での多頭飼育崩壊等があればその啓発活動や市(環境課)またはボランティア団体への情報提供を行う必要を感じました。
〇 一人暮らし高齢者宅の防火点検
可茂消防事務組合(干田氏)のご説明によると、7月から可児市内でも住宅火災が3件発生し負傷者も出ている。火災による犠牲者の7割が高齢者で、その内の5割が逃げ遅れ、更に寝ている間での被害が最も多いということです。火災が発生しやすい季節を迎え、本年も11月9日から15日まで全国一斉「秋季火災予防運動」が実施されます。よって、一人暮らし高齢者宅の訪問時、「防火診断チェックリスト」の配布などを行い、防火意識の高揚を図っていきたいと思いました。