地域活動紹介

2012年11日20日(火) 児童自立支援施設「わかあゆ学園」 主任児童委員視察研修

民生児童委員協議会

 明治42年「感化院」として開設された児童更生施設は、昭和23年「教護院」となり、
平成10年には「わかあゆ学園」と名称が変わり、県にひとつしかない児童自立支援施設に視察研修に行って来ました。
 いまだに鉄格子があって鍵のかかっている施設と思っている人が多い中、実際はもっとオープンで出入できる所です。男子寮、女子寮があり2~3人が同部屋で過ごし、施設内にある大野小中学校分校に通っています。草取り、野菜作り、庭木の剪定、児童と風呂に入りそして食事、職員は24時間子供達と生活を共にし親からもらえなかった愛情、安心、安定した生活をあたえてあげたいと園長さんは言われました。
 しかし社会、学校のルールからはみ出していた子供達を自信をもって施設から送り出しても7割の子供達が戻って来るそうです。一因として受け入れる地域、親が変っていないからだそうです。
 私達が施設内を案内してもらう途中、子供達とすれ違うと「こんにちは」と元気に挨拶してくれ、とてもさわやかな印象をもちました。
 今回の児童自立支援施設の視察研修にあたり成長過程にある子供達の今後、心身ともに自立していってくれればと願うばかりです。

2012年11日18日(日) 姫治公民館 姫治地区長寿のつどい

春姫民生児童委員協議会

 「姫治地区長寿のつどい」は、75歳以上の方を招き、地域の方との交流を図る目的で開催しています。自治会の正・副会長、民生児童委員・主任児童委員、赤十字奉仕団のスタッフが事前に打ち合わせをもち、当日を迎えます。
 今年は、11月18日の日曜日に開催し、82名の参加がありました。食事の時間になると、参加者の気持ちも和らぎ、会話に華が咲きました。ステージのアロハフレンズのオカリナ演奏、桔梗の会の三味線と踊りが会場をさらに盛り上げ、楽しい団らんの時間を過ごしました。つどいの締めくくりはビンゴゲームを行い、「来年も元気にこの場所でお会いしましょう」の挨拶で終えました。
 私たち民生児童委員・主任児童委員は玄関前で参加者の送迎と、食事中の接待が大きな役割でした。参加者のどなたも日頃地域でお会いするときと違った一面を見ることができました。

2012年11日17日(土) 桜ケ丘公民館 桜ケ丘地区社協主催の喜寿の集い

桜ケ丘民生児童委員協議会

 「毎年、桜ヶ丘ハイツ内の喜寿の方を公民館にご招待しています」。田原・地区社会福祉協議会長が約40名の方に挨拶をして集いが始まりました。
 アトラクションはフラダンス(アロハ・ケイ・フラスタジオの皆さん)。ハワイの歌と踊りでハワイムードいっぱいです。食事はビール・ワインで乾杯し、会場にBGMが流れる中で心づくしの折詰に箸がすすみました。大好評の宮野陽介さんによるショーはトランプ、リング、ロープなどを使っての鮮やかなマジックを堪能しました。
 曲当てクイズやビンゴゲームは参加者もボランティアスタッフもみんなで歌って楽しむ手作りの趣向です。「ビンゴ」と手を挙げた車いすで参加の方は、長年の車いす生活を奥さんが前向きに全力で介護をされています。今日の参加に不安もありましたが、担当民生委員の声掛けや自治会副会長のサポート、もちろん奥さんの同伴で楽しんでいただきました。景品で選んだ花束を奥さんに渡されました。言葉がなくてもそれは「いつもありがとう」と感謝の気持ちのようで、ホッとしました。
 喜寿の方全員一緒に記念撮影をしてお開き。温かい空気のつつまれた、手作り感いっぱいの喜寿の集いが無事終了しました。

2012年11日10日(土) 桜ケ丘公民館 東近江市建部地区民児協との交流会

桜ケ丘民生児童委員協議会

 建部地区民生児童委員8名の方をお迎えして交流会を行いました。 
 可児市民児連の奥村会長から可児市民児連全体の共通した取り組みを説明、建部地区民児協と桜ケ丘民児協の会長から各民児協の活動状況の説明を受けて意見交換を行いました。
 双方の民児協とも地域の各種団体と協力しながら、高齢者・児童の見守り活動を行っていることで参考になることを学びあいました。
 建部地区民児協の活動で興味をひかれたのは、認知症徘徊者の捜索訓練をしていることです。そのため、しっかりした組織の下で、行方不明者の特徴を配布して実践さながらの捜索を行い、成果を上げている様子に感心しました。
 個人情報の保護が民生児童委員活動に大きなネックになっていることが共通の話題となりました。東近江市でも「活動に必要な情報が市から得られなく、日常の活動に困ることが多い……」という話があり、〝個人情報保護という壁〟を互いに実感しました。民生児童委員の日常活動が支障なくできるよう、個人情報の取り扱いに前向きな体制ができることを期待したいものです。

2012年11日9日(金) 帷子公民館 手話研修

帷子民生児童委員協議会

 帷子民児協では、地域とのふれあい活動、施設研修・出前講座などによる制度研修、体験研修、パソコン研修などを年間事業計画に基づいて実施しています。去る11月9日には「手話サークルかにっ子」の田中繁世様を講師にお願いして昨年に続き手話研修の第2回を実施しました。
 可児市には登録されている方だけで280人の聴覚障がい者がおられ、うち手話を使用されている方は40人くらいだそうです。実際にわれわれがそのような方と手話で会話する機会はほとんどないのですが、障がい者が何を望んでおられるか、手話とはどのようなものか、手話ボランティアの方々はどのように活躍されているか等を学ぶことは有意義なことと考えて企画しました。
 はじめに、障がい者が交通機関、金融機関、病院などでお困りになっていること、それに対して必要なサポートや環境整備などを具体例を挙げて説明していただき、一方でろう学校での教育の現状などについてその一端を伺うことができました。実習として前回を思い出しながらの手話による自己紹介を行いましたが、普段から使わないとなかなか身につかないなと実感しました。最後は手話を交えて唱歌「故郷」を全員で歌って研修会を終わりました。
 研修を通じて聴覚障がい者の気持ちに少しでも近づけたのかなと感じました。

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