2024年7日25日(木) 岐阜県広域防災センター及び内藤記念くすり博物館 施設研修
施設研修として(1)岐阜県広域防災センター(2)内藤記念くすり博物館の両施設に委員19名が訪問し研修してきました。
岐阜県広域防災センターは、防災知識の普及向上や防災用資機材の備蓄等を目的として昭和57年に開設された施設であり、今回の研修では自然災害の想定体験や災害への備えということで
〇 地震体験
室内に設置された振動台が前後、左右、上下に複雑に揺れ、最大震度4~7の地震及び濃尾地震、東南海地震(想定)を体験し、参加者全員がその揺れに驚きと恐怖を感じることができました。
〇 濃煙迷路体験
建物内で火災が発生し、煙が充満した迷路での避難方法を体験することができました。約1メートル先が煙で見えない状況の迷路で、足元に注意しながら壁伝いを歩き不安や危険を感じ取りました。
〇 南海トラフ地震への備え(ビデオ)
近い将来、発生が予想される「南海トラフ地震」被害想定のビデオ映像を見ながら、その地震に対する備えとして「身の回り対策」「住宅の耐震化などの防災対策」「家庭での備蓄」「地震発生時における適切な行動」など学習しました。
〇 消火器の取り扱い
担当者から防災用資機材の一つである消火器の性能や取り扱いについて、詳しい説明を受けました。
次の内藤記念くすり博物館では、医薬の歴史・文化に関わる史資料が数多く展示されており、薬に対する理解を深めることができました。
今回の研修では、特に自然災害への備えを日々忘れることなく行うことが生死の分かれ目になることを改めて感じるとともに見守り対象である要支援者宅の訪問時には、今回のいくつかの体験談を生かしていきたい。