梅雨空の心配した雨もなく晴れた暑い一日、17名の参加を得て視察研修を実施しました。
視察先は次の2か所です。
Ⅰ、市内 ①ほほえみデイケア ②ゆめの家
①ほほえみデイケアは、通所リハビリテーションの介護保険施設です。下恵土地内にあり、看護師・介護士・理学療法士・作業療法士が常駐され、定員36名でこの日は、29名が見えました。
これだけ多くの方に対して、全て各個人のケアプランに基づくリハビリプランに従って実施され、週2~3回利用の方が多いとのこと。スタッフの方々の寄り添った対応に、熱いものを感じました。
②ゆめの家は、小規模多機能型居宅介護という介護保険施設で、通所と泊まりがあります。
これも下恵土地内にあり、こうした施設は市内に2か所のみとのこと。一日最大15名の定員で、泊まりは7部屋あります。食事もスタッフが作り、歯医者さんの往診もあります。
また介護ロボット=Hug君がいます。ハグ君は、車椅子・ベッド・トイレなど移動の必要な時に、その初動を助けてくれ、本人の支えになってくれ、またスタッフの作業軽減にもなっているようです。
ともかく実に家庭的であり、来所者の安心、信頼した顔つきからは、スタッフの方々との一体感が印象的でした。
Ⅱ、市外 午後からは、岐阜市内にある次の2か所を視察しました。
①岐阜県障がい者総合相談センター ②岐阜県福祉友愛プール
①岐阜県障がい者総合相談センターは、平成27年4月に開所し、身体・知的・精神の幅広い専門的な相談支援などを行い、センター内に次の4機関があります。
・身体障害者更生相談所(身体障害者手帳交付も行い、県下86,000人うち可児市3,260人)
・知的障害者更生相談所(養育手帳の交付も行い、各地へ巡回相談もする)
・精神保健福祉センター(心の悩み、ひきこもり、自殺対策、脳機能障がいなどの相談支援)
・発達障害者支援センターのぞみ(自閉症をはじめ発達障害者等の相談支援)
伊藤所長さんや各職員の方から、業務内容などの説明を受け、質疑応答の機会を得ました。
ここの特色は、市町村との連携や各地への巡回を進めながら、センターの高度な専門性を生かして障がい者だけでなく、そのご家族の支援も行うことの様です
②岐阜県福祉友愛プールは、昨年12月にオープンし、メインプール・サブプール・ジェットバス・トレーニング室などがあります。利用できる人は、障がい者、介助者、一般の60歳以上の方です。
この日も、真新しい施設の中で、泳いだり・水中歩行やジムなど多くの方が運動していました。
また県は、この地区を「ぎふ清流福祉エリア」と名付け、平成31年度予定の・障がい者体育館・障がい者総合就労支援センターを建設中でした。
今回の視察では、今後更にこのエリアが拡大充実されていき、それが障がい者やそのご家族などの方々に大きな助けになることを実感しました。 と同時に民生児童委員として、こうした情報を日々取得蓄積して、それを必要としている方々に提供し、関係者の方へ繋いでいく大切さも感じました。
ただ、視察者の多くからは、岐阜市はいいなあ、可児からは遠いなあ とのつぶやきも・・・
6月の子育て「どんぐり」は七夕会。久しぶりの朝からの雨で参加された親子はちょっと少なめでした。部屋の後方の壁にはひこ星・おり姫のかざりと、天の川が流れていました。前方には竹が用意され、皆さんがそれぞれの願いを短冊に書いて竹に飾られました。子どもたちの健やかな健康を願った言葉、家族の健康など、お母さんの気持ちが良く伝わった短冊が見られてほっとした時間でした。ひらひらと動く短冊に子どもたちは目を輝かせていました。終わりにそれぞれが一枝を持ち帰っていかれ家に飾ってくださることでしょう。この頃は家庭ではあまり行われることのない行事を楽しく過ごしていただけたことに係の私たちの心も晴れやかでした。
2017年5月9日火曜日、自転車の正しい乗り方の指導教室が小学5年生と3年生を対象に小学校校庭で行われ、民生児童委員としてそのお手伝いをしました。
始めに交通指導員の方から、乗る前には「ブタハシャベル」という言葉で覚えた自転車の点検を行う事。次に乗り降りの仕方、交差点や踏切の渡り方など図解を使ったパネルで説明があった後、模擬コースを一人ひとりが実際に自転車に乗って正しい乗り方を覚えました。
「ブタハシャベル」は、点検する項目を標語化したもので、ブレーキ、タイヤ、ハンドル、車体、ベルの点検を行ってから乗るという事を教わりました。
自分の命に係わる授業という事で、子どもたちは真剣に話に耳を傾け、正しい乗り方に取り組んでいました。
私たち民生児童委員は、3つの模擬コースにサドル位置の高低をそれぞれ取り混ぜて自転車を配置し、それを一人ひとりの子どもに合わせて手配する事と走り終えた後の降り方について指導のお手伝いをしました。授業が終わった後は、交通ママさんと共に自転車を倉庫に収納してこの日のお手伝いを終了しました。
最後に、この日教わった事をいつも実践し、児童による自転車事故が起きないことを心より願っております。初心忘れるべからず!
子育てサロン”どんぐり”を毎月の如く、各種団体(日赤・食改・公民館)の協力を得て開催。
今月は子供の日を控えてのイベントとして、会場内天井より”鯉のぼり”、窓際には”のぼり”を飾りました。初めての試みでした。最近ではあまり見る事が少なくなった、大きな”鯉のぼり”に会場へ入った幼児達は見上げて”ワァ―””オォー”と感嘆の声。又、新聞紙にて折り紙で”兜”を作成、幼児はこれをかぶり記念撮影。ポーズを決める子、頭に載せるのをイヤがる子と、会場内は賑やかさを増しました。
その他会場内では、身長・体重測定、絵本のコーナー、ボールプール、各種遊具、フォトコーナー、お誕生会等々で参加者、スタッフがそれぞれ触れ合いを楽しみました。
今回は幼児21名、保護者21名、合計42名の参加を得て無事実施する事が出来ました。
会場に慣れた元気な幼児が卒業し、新しい幼児参加で、いつもとは若干静かな雰囲気でしたが、大きな”鯉のぼり” “兜”に大変盛り上がりました。みんな元気な子に、大きく育ってくれる事を祈ります。
また来月も来てくださいネ! スタッフ一同準備万端で待っています。ご安全に!
本編は今渡南地区の子育てサロン”どんぐり”の会場準備状況を紹介致します。
開催は毎月第3水曜日午前10時から12時の間で下恵土公民館2階「視聴覚室」にて、主任児童委員を主体(2名)に民生児童委員7名~8名(当番制)と、日本赤十字奉仕団下恵土分団関係者2~3名、食生活改善推進員協議会下恵土地区関係者2名及び公民館関係者数名で運営しています。
午前9時に集合して順次会場設営お行います。まずは会議室の机移動に始まり、1mx12mのカーぺット7本を敷きその上を掃除機掛け。また受付机等の準備、これ等と平行して子供の身長・体重測定器材(日赤さん担当)・誕生会のくす玉等(食改さん担当)、さらにボールプール・各種遊具の設置・配備、毎月の記録写真(幼児・親子)フォートコーナーの展示・絵本のコーナー、壁には飾りものや注意書の貼り付け、及び等月のイベント器材(今月は鯉のぼりと兜)を設置して40分程を掛け準備万端。
開始10分前にはスタッフ全員でミ―テイング。当日のイベントの説明及び役割分担を決め、お客様の来場を静かに待ちます。
サロン開催中は民生委員(主任含む)で受け付け・会場内の見守り、及びお子さんの成長記録の一つとしての会場内での写真撮影(親御さんの了解の許)。日赤さん・食改さんで身長、体重測定と誕生会の進行を担当し手が空いてる時は見守りを行いスタッフ全員で子供・親御さんの安全・安心で楽しい交流の場を維持出来る様勤めています。
さて楽しいサロン”どんぐり”もお開きを向かえ後片付けとなりました。残っている子供がボールプールのボールの片付けを手伝って呉れます。一番大変なカーペットの片付け・各器材・備品の片付け、会議机・椅子を元に戻し、最後にボール、ベルのアルコール消毒を行い次回に備えます。会場・倉庫の最終確認を終えて、主任児童委員、民生・児童委員で当日の反省会を実施します・・・・。 以上無事終了、お疲れさんでした。